秘境・上海情報 

上海の歴史、租界 戦跡巡り 只今日本に滞在中

上海抗美援朝志願軍記念館 これが朝鮮戦争だ

中国の夢は 北朝鮮の夢だったのか・・朝鮮戦争で散った人達の写真

志願軍文献館 朝鮮に援軍としていった部隊の名前を
中国人民志願軍という。1950年から240万人が朝鮮に派兵された

圧倒的な兵力、火力に勝る米軍を相手に

志願軍は大きな犠牲を払いながらも 大健闘した 
そのひとつが 地下深く掘った朝鮮戦地坑道である

狭いトンネル内に司令室を置き 粘り強く戦った
戦闘の合間に 兵はここで休息し生気を高めた

どこまでもつづく 長い坑道には負傷兵が溢れていたそうです

生死をさ迷いながら、他国のために戦う
大義名分なんてない ただ故郷を 父母を想う

祖国に戻れなかった多くの人々 軍服だけが帰ってきました

あの時 守りたかった38度線

友好国のために払った犠牲は 大きかった・・・

この記念館を守る女性 丁寧に説明してくれ親切でした。感謝です。
日本人が来たのは 初めてだと言っていました。

この地に 当時の坑道を再現 この道は本当に長いんです。
ひとり暗い地下道を歩き 戦争の怖さがひしひし伝わってきました

そして・・この朝鮮戦争を指揮したのは 誠実な将軍と言われた彭徳懐

その彭徳懐が大躍進を批判したとして失脚 紅衛兵による激しい制裁が
加えられたのち獄中死した 国のため戦い続けた名将軍に なんと無情な 

彭徳懐なくて朝鮮戦争は戦えなかった。その彼が・・・ 
この度 開かれる南北首脳会議を知ったら どんな思いになるだろう
やっと朝鮮戦争終結するのか 見守っている・・・

・・・すごい博物館が続きます。・・・
上海知青文献館 上山下郷運動の資料館

毛沢東指導のもと文化大革命期 都市部の青年に対し農村で肉体労働を
行うことを通じ社会主義思想を浸透させる下放(かほう)とも言われる

新疆や青海省 黒龍江省など未開発地で厳しい風土での過酷な労働に
大きな犠牲を払いました。広い国土に隅々まで人を送り開拓する 
現在進行している一帯一路の基盤は 此処から生まれた。

上海外国僑民博物館 租界時代の外国人の暮らし等を紹介

家具や本などを一堂に集め 展示していました

その他の展示場 此処に載せませんが その数は 想像を絶します。

恐竜のいる博物館群はすごかった ・・本当にすごかった!