秘境・上海情報 

上海の歴史、租界 戦跡巡り 只今日本に滞在中

友達いっぱい 旧ユダヤ人街

上海ノアの箱舟といわれる 虹口の提籃橋 
戦中 ナチの迫害を逃れ上海に三万人のユダヤ人が辿り着いた
難民は東虹口区に集中し、四ヶ所の収容所ができた。
のちに日本軍の布告により 隔離政策がとられた。

摩西会堂 犹太人難民在上海紀念館 
上海のロシア系ユダヤ人教会が1923年にこの地に移転、併設した。
現在 アンネ・フランク展が開催されています。

2007年に復元修復工事が施され 当時の貴重な資料 パネルを展示
リトアニアの外交官杉原千畝氏 ウィーンの外交官だった何鳳山氏が
命がけでだし続けたビザの最終行き先は ・・この上海だったのです。 

ユダヤ人街にある霍山公園 戦中はユダヤ難民の集会所になっていた。
周辺には 当時の洋風住宅が残っています。

・・このブログでは 提籃橋を何度も 何度も紹介しています。
何ででしょう?〜この町に友人が沢山住んでいるからです!

おじいさんは窓から 私を見つけ鍵を開けてくれました。

集合住宅になっており、おじいさんの家はつきあたりです。
一世紀を跨ぐ木造の階段は頑丈です。手摺の彫刻が見事ですね。

天井が高くモダンな造り 当時が偲ばれます。
部屋にドアがありますが 向こうは別の世帯が住んでいます。

激動を生きた 煙草が大好きな上海っ子のおじいちゃんは91歳 
不思議と私の廻りの喫煙者は元気で長寿です。そして 嫌な話は
一切口にしない、楽しかった、嬉しかったことだけ話してくれます。

窓から見えるのは 当時日本の商船会社の人が住んでいた社宅です。

提籃橋で沢山の友達ができた 田舎から上海にやってきた人たち

租界のお家を間借りして たくさんの人が住んでいます。

他国民を受け入れたノアの箱舟は 今も多くの人を受け入れてます。

みんな大切なお友達 笑顔が溢れます。

友達の紹介はさておき、名所は地下鉄12号線 提籃橋から、
記念館の前に建て看板があり、廻りやすい、散策お勧めです!

下海廟 清の乾隆 漁民たちが海の平安を願い設立した寺

お参り忘れないでね! 虹口区昆明路73号だよ!