秘境・上海情報 

上海の歴史、租界 戦跡巡り 只今日本に滞在中

新郷路の謎

新年も私の大好きな四川北路から。川公路から見る時計台
旧守真堂 1916年創建の教会と校舎 四川北路1598号

広東浸信会旧址 1931年 現・新郷路幼稚園 新郷商務室 新郷路66号 

新郷路(旧名・白保羅路 Barchet Road)新郷路という地名は残るが 

みちは もう見当たらない 地図は上海歴史ガイドブックより 

消えた新郷路の周辺を散策 裏小路へと 

何かが・・・

壁に埋まっている

枝が壁を突き破り 

団地の壁一面に柱があり 何かが埋まっている 

先は行き止まり 奥の古民家は地方から出てきた人達の寮だった
 
当時 虹口租界と華人街・閘北が接していた 上海事変の市街戦で
この一帯は廃墟になった。その閘北は昨年、静安区へと名を変えた

新広路(旧広東街)と川公路の交差点には信号機がある、ここは
以前淞滬鉄道が通っていた その路線は高架になり地下鉄三号線が走る

三義里 二度の上海事変 もっとも砲火にさらされた 

上記の地図の黄色線上が 日本海軍陸戦隊の最前線 現・川公路

新郷路とは隣りあわせ 民家も戦火は容赦しなかった もしかしたら・・

※ 敵前十米正に突撃に入らんとする刹那の我が陸戰隊○○隊
(崇徳女學附近), 白保羅路 (新郷路)  1937年10月 とある

防毒マスクをつけ進軍する陸戦隊 この道は新郷路なのか
柱は あのとき破壊された建物のもの?
なぜ この状態で壁に保存されているのか?
・・新年早々 謎にぶつかりました・・
    今一度 上海事変の市街戦 四川北路の戦いを探ります 

今年も宜しくおねがいします! 

親愛なるひとたち 笑顔を見るだけで幸せに 謝謝!

あなたがいるから 越来越〜I LOVE Shanghai!