秘境・上海情報 

上海の歴史、租界 戦跡巡り 只今日本に滞在中

焼け跡に 上海第八国民学校

これは アサヒグラフ 昭和12年(1937年)10月の記事
閘北 商務印書館 東方図書館一帯 が戦火に包まれた

商務印書館廠は 戦後 周辺にバラックが立ち並び
いまは 民間の小区になっている 現・宝山路450号一帯

商務印書館廠とは 1897年上海で創設した近代中国最大の出版社
1932年の第一次上海事変 中国軍重要拠点になったため砲弾攻撃で破壊
事変後再建がすすんだが1937年の第二次事変で再び壊滅的打撃を受けた

宝山路は 二度の事変でもっとも激しく市街戦がつづいたみち

商務印書館跡の小区から 宝山路 そこには見えるのは

上海第八国民学校跡 1942年(昭和17年)開校 現職業高級中学 
商務印書館が開設した東方図書館の焼け跡に建てられた宝山560号

あの時 宝山路へ 陸戦隊が進攻したのは東宝興路(四川北路交)

このみちを進み 部隊は商務印書館で中国軍と激突した

途中に 淞滬鉄路跡を走る三号線 東宝興路駅がみえる
天通庵路駅に陣を引き 一進一退を繰り広げた線路に繋がっている 

その後 北駅方向へ総攻撃 精鋭部隊と言われた中国19路軍師団が
待ち構えていた ・・・閘北をゆく

今日の上海 晴れ 4℃〜-1℃ 
東宝興路周辺を探索しました

第一サロン跡 1932年 裏手に1923年築 精武体育館跡が

いまは新しい上海精武体育館ができました。

中共第四次全国代表会跡 三号線ガード横 東宝興路254

多論路文化名人街に代表会の資料館があるそうです。

シーク教会 二十世紀初めの建築物 東宝興路326

四川里 旧北四川里 四川北路1606号 この中に入ると

甘粛省蘭州牛肉麺さん 牛肉拉麺12元はとっても美味しい☆

老板 以前にも日本人が来たことがあると自慢〜だれだろう

四川北路散策途中 お腹が空いたらお勧めです!

四川北路から長春路へ あの租界時代の建築が現存しています

今日も楽しかったね    〜また遊んでね!
・・次回は租界の名残が消えゆく海論路周辺 変わらぬ天水路へ・・