秘境・上海情報 

上海の歴史、租界 戦跡巡り 只今日本に滞在中

六三亭から見る世界 

このブログで紹介してきた 白石六三郎さん経営だった六三亭

今回は 許可を得て 二階にあがりました。

1900年に建てられた建物 階段もしっかり現役です。

当時 ここに大きな宴会場があった・・・
面影はありませんが 天井の梁 柱は当時のままだそうです。

いつからあったかわからないという木箱 当時のものかも知れません

いまは小さく仕切られた部屋に 人々の暮らしがありました。

最盛期には60人以上の芸者さんを抱え 錚々たる人が集まり会合や
宴会行われた。1928年には上海総領事が蒋介石をここで接待した

時代を動かした六三亭から見える世界は ぽっかり空いた空地
租界時代 この界隈には置屋や娼館が軒を連ねていた

頑丈な建物も老朽化が著しい 解体も時間の問題か・・

花で飾られている窓 歴史ある建物は、今も大切にされています。
まだまだ六三亭の歴史よ、つづけ! いつまでも!

日本海軍陸戦隊本部址 このビルの窓から見る 役目を終えた監視塔
元々は四階建てだった屋上から 上海事変時、中国軍に向かって応戦した

70年以上経った焼けこげた監視塔は、いつまで放置されるんだろう
屋上を見上げると 戦争の時代へタイムスリップする・・
 
現在は軍関係の機関になり 一部は一般ホテルになっています。

内山商店旧址 今も街に溶け込んでいます。国慶節で銀行が閉まって
いて中に入れませんでしたが 平時は2階の展示室を開放しています。

まだまだ深堀したい。歴史がいっぱいです。

まだまだ遊びたい、でも少しの間 上海離れるから戻ったら遊んでね!
    ・・・次回は10月後半に!では行ってくるね!・・・