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龍にまつわる関帝廟 

龍神 ドラゴンの湖(ドラゴン・ホータイ)皇帝のシンボル・龍が浮かぶ今年の干支・水面に映る幻想的な逆さ龍 ここはハノイで一番美しいと言われる西湖(タイ湖)Hồ Tây 湖畔のカフェ 数年前から石膏像の絵付けがTikTok動画で拡散、大人気になりました。お茶しながら好きな石膏像を選び、絵具は無料で借りられます。カップルで仲良く絵付けを楽しむ、微笑ましいですね。完成した石膏像は持ち帰ってもいいし、店に飾ってもらえます。カフェで喉を癒やすだけではない楽しみ方があるんですね。かわいいアート健在です。皆さん 遅ればせながら、明けましておめでとうございます。新年早々大変大きな地震、そして事故が起こりました。三が日が明けやっと詳細がわかってきました。被害の大きさに心が痛みます。被災された方々にお見舞いと、事故で犠牲になられた方のご冥福を心からお祈り申し上げます。さて今回は初詣 神戸関帝廟から その歴史は1892年(明治 25)年、神戸の華僑呉錦堂らによって開廟しました。寺の扁額は初代の住職 さんが戦後台湾に行って元蒋介石の秘書だった有名な書道家に書いてもらったそうです。龍門 台湾檜の一刀彫で、黄河龍門の鯉が龍になる故事になぞられ作られたものです。中華民国・台湾とのゆかりの深さを感じますね。本堂前の大きな線香立て・大香炉に清朝時代の「光緒一八年」(1892 年) の銘があり、関帝廟の創立時に造られたものです。本堂屋根の瓦の皇帝色は北京の紫禁城と同じです。もうひとつの香炉には中華民国参拾九年とあります。これは国共内戦で破れた蔣介石が台湾に撤退し総統として統治した、翌年に台湾で作られた貴重な香炉です。宝玉を掴み互いを睨み合っている青龍を見ると幸せになるという言い伝えがあります。その関帝廟は数々の困難、被災に遭遇しました。1945年(昭和 20年)神戸大空襲で完全に焼失、戦後華僑の有志で再建し増設する。今の神戸関帝廟の造形、根本を創り上げました。だか1995年(平成7年)1月17日に起きた阪神・淡路大震災で半壊、天井は崩落し壊れてしまいました。今ある飾り天龍は 震災後に北京から取り寄せたものです。関帝廟の復興には中国、台湾そして世界中の華僑から援助の申し出があり、力を合わせ再建しました。天龍は中国の神話・伝承や造形美術にみられる想像上の動物 龍にまつわる関帝廟は天に舞う昇り龍の如く復興を成し遂げました赤縣扶桑文化交流 赤縣は中国、扶桑は日本のこと。日中文化交流は漢唐の時代から続いています。これからも永遠に。今回は中華会館の長老さんに直にお話を聞きました。新年 目下(年下)の人が年長者にあいさつをして年長者の長寿と健康を祈る。尊敬と慈悲に満ち溢れていました。中華会館の方々お正月から親切にしていただきありがとうございました。そしていつもブログを見てくださる皆さん新年快楽!今年もよろしくお願いします。

 

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