秘境・上海情報 

上海の歴史、租界 戦跡巡り 只今日本に滞在中

上海原人登場!〜スウ沢遺跡

上海市青浦区 そこの山洞に六千年前の新石器時代原人が眠っていた?

スウ沢(すうたく)遺跡博物館  青浦区滬清平公路3993 入館無料
簡体字が化けてしまうため 日本語表示にしました。

新石器から周、春秋時代までの数々の埋蔵品が出土された場所
馬家浜文化時期の墓葬7カ所も発見され 発掘現場を展示

その中の墓葬1カ所から保存状態がよい頭蓋骨が見つかり復元された。
25歳から30歳と見られる男性は骨格が東アジア蒙古人種によく似ている

上海第一人 新石器時代の上海原人だ! 年齢が6025才って!

墓穴からは副葬品として多数の装飾品 玉器が発見された。

7000年前に陸地が上昇し、人の生活に適した地形ができ
6000年前から 馬家浜文化に属する人が続々上海に辿りついた。

上海第一村 共同体から血縁を主体とした家族単位での定住化が進み
後の 中国の大家族制の原点になったそうです。
 
動物の家畜化 長江文明に大きく貢献した猪 豊かな大地で人口が増加し
食料を確保する必要性に迫られ 家畜化に成功

野猪が進化して豚さんへ どんどん小顔になっていったんだな〜ぶぅ

河姆渡遺跡から出土した紋陶鉢 長江下流域に猪が沢山生殖していた証
人々の生きる糧として崇め 愛されていたんですね。

青浦区福泉山遺跡で出土した スウ沢文化の特徴的な三口陶器

黒陶刻文壺 砂混じりの紅褐陶を主とし泥質紅陶、泥質灰陶など
狩の道具 調理に使った鼎や調理器、食器の数々、豊富な展示に圧倒され

稲作が行われ、農業集約化が進んで長江下流地域に広がり
良渚文化に引き継がれて 本格的な灌漑水田がはじまった

・・稲作 今に伝わる農業の基本が ここ上海スウ沢村から生まれた!・・
六千年の時を刻んだ遺跡発掘現場の水辺 悠々と農耕している人

稲作の進化のルーツ 新石器遺跡に行くにはバスが便利!

私は青徐線で 都心から近い新石器時遺跡へGO!タイムスリップ!

太湖周辺における新石器文化 上海周辺にも沢山の遺跡が散らばっている

太古の歴史から 租界を経て今へ 時代はいつも上海ですね!