湿地帯にひっそり トーチカをみつけた
ここは第一次上海事変時 日本軍と国民党19路軍が抗戦したクリーク
廟行鎮(びょうこうちん)は敵の陣 クリーク沿い幾千の激突があった
軍歌の歌詞にあるように 入江のクリークは凍りついていた
トーチカと鉄条網 クリークで守られた敵陣へ突入し
自爆したと伝えられ 軍神として崇められた爆弾三勇士
そのクリークはどこにあるんだろう? と思い探してみました。
廟行鎮は無数の大小の小運河(クリーク)が入込んでいる
中国側の地図 戦闘の日付を照らし合わせてみた
地下鉄一号線 通河新村駅を出て 町から村へひたすら歩いてみた
両軍が一進一退したみち
中国国民党19路軍は広東系精鋭部隊 日本軍は苦戦を強いられていた
三勇士は肉弾で突破し勝利へ導いた 壮烈な美談に日本中が熱狂した
あの場所は 廟行鎮敬老院から
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廟行公園があるこの一帯だ!
日本軍の建てた墓標か三勇士の記念碑の一部なのだろうか
道路工事現場から 発掘されたという石柱・・
頑丈なトーチカには弾丸の痕が残っていた。
大都会・上海に無数に残るトーチカ 戦跡を追っていきます・・