秘境・上海情報 

上海の歴史、租界 戦跡巡り 只今日本に滞在中

アヘン戦争と上海事変 乍浦砲台 日本軍上陸百人抗 

前回に続き 浙江省嘉興平湖市 杭州湾に面した乍浦鎮から 

アヘン戦争 乍浦の戦い はこの小さな漁村でおきた戦いです。
乍浦鎮は海の国防線の最前戦基地になり 小高く海を望む
九龍山は見晴台として 海洋防衛の要塞の役割を担ってきました。

清軍が海岸に沿って城壁をひき砲台が設けられました。またこの地は
唐代から交易港の記録があり度々海賊や倭寇から襲撃を受けていました

南湾古炮/嘉興砲台 砲台を囲むように積まれた土嚢は石灰 砂 
糯米、明礬で固めて造り 強固な軍陣でした。

天妃宮砲台 この高台に海を守る天妃宮という媽祖廟がありました。
アヘン戦争では廟は最後の砦となり英軍に焼き払われ、守備軍は全滅
その廟を惜しみ この名が付けられました。

英軍が撤退するさいには 最後の砦となり多くの犠牲者がでました。
その後日中戦争でも 国民党の防衛線となり日本軍上陸の戦いで
甚大な被害がでます。数々の戦跡が時を越え空しく現存しています。

城壁は 海からの敵を阻むことはできませんでした・・

その要塞は いまは見晴らしのいい、市民の憩いの場になっています。
地域の発展 平和 誇りに満ちていました。

そして ・・高台の下には 漁民が復活させた天妃宮があり

海の安全を願い お線香があがっていました。

ご利益いっぱいだそうですよ!

来る者拒まず 色々教えていただきありがとうございました

廟主さんの長寿を願う 海を守って百歳まで長生きしてね!

そして・・この地には

日本軍進撃際に 犠牲になった村 百人抗が

ここであったこと 

忘れてはいけない・・

※明日から旅に でます!