秘境・上海情報 

上海の歴史、租界 戦跡巡り 只今日本に滞在中

 澳門路の見どころ

よじ登りたくなるような岩山付きマンション 長寿路と常徳路交

地下鉄7号線13号線の長寿駅からでると そこは岩壁だった・・ 

キラッと眩しい商場&マンション 長寿路と西康路 この路の旧名は
労勃生路と小沙渡路といい、交差点には 1926年、租界時代に 
建てられた 付近の通称ともなった大白鳴鐘があった場所です

大白鳴鐘・川村時計塔 内外綿創立者川村利兵衛の遺徳を顕彰すると
して四面にチャイムのなる大時計をはめ込んだ塔があった。1958年撤去
大時計は北京の故宮博物院内の保存されているという(歴史ガイドブック)

長寿健康主題公園 2001年に普陀区市民の健康作りに開放された
公園横を通り澳門路へ 塀に囲まれた低層の住宅が見えてきました

内外綿宜昌路社宅 華紡第二宿舎 1920年内外綿がつくった日本人社宅 

現在は澳門小区という住宅地になっています。 澳門路660弄

高い塀に囲まれた広大な敷地内には 社宅のほか 稲荷神社や
弓道場 テニスコート 公園などが完備されていました。

社宅は職階級によって家の大きさ、設備に差があったそうです。
当時も たくさん洗濯物がなびいていたでしょうね。

澳門路をすすむ 紡績工業地帯がマンション群へと変貌してゆく

中華書局 中華印刷廠 1912年に上海で設立された出版社 

1935年印刷所をこの地へ移す。教科書 国民政府の公債 有価証券 
郵票など扱った 1952年北京に総本部を移転する際も 印刷所だけ残る

優秀歴史建築に指定されています。現在はオフィス ホテル レストランの
総合ビルに。屋上の民宿には たくさんの人が寝泊りしていました。

エントランスに 中華出版の歴史をパネルや写真で展示しています。

同興沙廠・大阪合同紡績 書局の正面にあった社宅・花園職員住宅は 
不可移動文物指定されていたのですが解体済み。マンション建築中

老房子・沈宅 泰来坊という里弄住宅の一角にあります。 1937年築 

家の中の階段の手すりに、菊の紋章でしょうか?

・・花弁が多いような? なぞです・・

変わりゆく中にも人情アリ!
散髪最中 Vサインをくれたおじさん ありがとう!

澳門路から蘇州河方向へ 綿産業の街だった小沙渡散策続きます!

わぁすごいマンション群だ!