お久しぶりです。急に北京にきて かなり寒いです。
さて今回は上海滞在の続きです。江蘇省昆山市の上海蟹で有名な陽澄湖のほとり・巴城老街を紹介します。
歴史は清代800年前にさかのぼりますが 栄えたのは水利を得とした民国時代並んで三人しか通れない狭い路地 歴史を感じる民家は整備されています。
崑曲 崑山地方は中国の古典的な舞台演劇である戯曲が盛んにおこなわれた地域。民間の独特な曲調を取り入れ崑腔・崑山腔とも呼ばれました。
明末清初の名作の殆どが ここ崑曲音律で歌われる戯曲でした。
歌を口ずさみながら 身振り手振りで言い伝えを教えてくれたおばあちゃん
巴城影剧院 東大街38号 伝統演劇 娯楽映画などを定期的に開催しているそうです。おばあちゃんはとても楽しみにしていました。
崑曲は笛音を主とする優美な伴奏を取り入れ、従来の戯曲よりはるかに賛美された。より美しい音色を探求し 笛楽器が盛んに作られ今に伝えられている。
世界遺産 崑曲は人類の口承及び無形遺産の傑作としてユネスコの無形文化遺産に選ばれています。老街には笛文化、崑曲の歴史展示館があり入場無料です。
古典芸術 美しい古琴の音色を鑑賞できる演奏会場がありました。
中国の文化遺産に登録された古琴の演奏者、昆山が生んだ天才芸術家
運が良ければ 彼の演奏を聴けるかもしれません。
江南情緒が溢れる音楽の都に つま弾く音色が美しく流れていました。
崇寧塔院 千年古刹 巴城鎮新澄路
南北朝時代開院の歴史ある寺院、塔や本堂は戦火や文革で被災 新たに建て替えられました。布袋様の豊かな表情に心が洗われ老街に来られた喜びを感じました。
美麗的巴城老街 どこか懐かしく又来たくなる静かな水郷でした。
ここは上海蟹の故郷 巴城湖水の周りにはたくさんの蟹屋さんがあります。巴城陽澄湖舫苑へ向かいました。
生簀には新鮮な蟹がいっぱい 目利きの店主に蟹を選んでもらいました。
蒸しあがり 上海蟹・大閘蟹さまが山盛り
新鮮な蟹は お顔凛々しく味は濃厚 上海蟹の美味しさに勝るものはありません。
他のメニューも美味しく 女性ふたりですべて平らげたんですよ!!
美味しく調理してくれた彼が布袋様のように見えました。感謝好店!
いまさら上海蟹 時期外れの紹介になりました。※旬は10月頃が雌、11月頃が雄になります。この時期は柑橘類も美味しく最高の旅行シーズンです。
・・ということで 北京から次回も上海編のつづきを・・
寒いんです。とくに顔が・・でもスマホ見えているのかな?