タコに願いを

感染拡大が続き、各地に緊急事態宣言が発令、不安が募ります・・苦しいときのたこだのみ、タコ神様に願いを！打倒コロナ・撲滅コロナ！がんばろう！

日本一のタコの産地　名物・明石焼きはソースではなく、だし汁に浸して食べる　地元では明石焼きとは言わず玉子焼きといいます。フアフア美味しい玉子焼き！

もちろん　たこ焼きもすごい　溢れるタコに　たまげた～。NO３密！！魚の棚タコさんも感染予防に一役かっている。ということで　今回は目出度い雰囲気を醸し出す、兵庫県明石を紹介します。明石駅のホームから明石城跡が見えます。明石城は1619年（元和5年）に初代明石藩主小笠原忠政（後の忠真）によって築かれた城　両端に聳える巽櫓・坤櫓が国の重要文化財に選ばれ城跡は国の史跡に指定されています。日本城郭協会による日本100名城にも選ばれているそうです。明石は歴史の宝庫・昭和初期に化石人骨が発掘され明石原人と呼ばれました。戦災で消滅　様々な謎を秘めている。また日本最古のプラネタリウムが現在も可動し、夏目漱石が講演した歴史ある中崎公会堂が今なお市民の文化活動の殿堂となっている。・・・・明石海峡大橋が見えた。一枚の写真・・・孫文を迎える呉錦堂（中央）その横に宋家の三姉妹のお父さん・宋嘉樹が座っている次回は　この歴史を辿ってみます。

虹口の魂・永不消逝的電波

あの時代　蘇州河　この橋の向こうは日本人租界・・・ みなさんお久しぶりです。今回は私のホームグランド・虹口から遠き激動の場所に思いを馳せて列強諸国　混沌とした時代　共同租界・虹口区（ホンキュウ）は日本人街と呼ばれ多くの日本人が住んでいました。そこには魯迅を中心に数々の文化人も集まり、弾圧を恐れる左翼作家が秘密裏に活動をしていました。（写真は魯迅博物館）此処で築かれた魯迅と内山完造の終生の友好　日本の文化人と中国の作家の交流、所謂ゾルゲ事件　尾崎秀実の諜報活動　秘めた壮絶たるドラマに胸の高鳴りを覚える魯迅を偲びながら・・その時代へ手に汗握る暗躍歴史が満ち溢れています。現・魯迅公園は虹口公園（新公園）と呼ばれ在留邦人には馴染み深い場所です。のちに軍部を揺るがす白川事件が起きました。日本人街を北に走り突き当り四川路底・・日本人が住む租界地域と中国側の華界が入り込んだ紛れ込むには最適だった。地の利を巧みの利用した革命家のアジトが点在　この一角に1937年　第二次上海事変の弾丸飛び交う市街戦のさなか 移り住んだ・・今回は　実在した工農紅軍の工作員・李白の足跡を辿ってみます。実話に基づいた1950年代の革命映画「永不消逝的電波」の主人公である。近年上海歌舞団による舞踊劇『永不消逝的電波（永遠に消えない電波）』が空前の大ヒット・・大観衆が あの時代に引き込まれました。無線基地を造り情報を集め革命本部の延安へと伝達する任務をうけた李白、白色テロの恐怖の下で秘密裏にラジオ局を開設したのは住居も兼ねていた亜細亜弄　当時の新里弄（テラスハウス）式の高級住宅だった。李白烈士故居　虹口区黄渡路107弄15号　資料館となって無料で開放されている。たまたま居合わせたボランティアの学生が　功績を説明してくれました。李白は市井の市民を演じ、同じ志を持つ裘慧英と夫婦を装い一般向けのラジオ局と偽って任務を遂行していた。裘は浙江省の貧しい農村出身、十二歳のとき上海へきて日商の在華紡で女工をしていた。後に労働運動に参加、中共地下組織の青年団に入党　そして李白と共に延安秘密諜報に就きました。革命同志だった若いふたりに愛が芽生え1940年正式に結婚、その後も情報収集の任務にあたりました。1942年日本軍にスパイの疑いで逮捕され日本憲兵隊本部に連行・・その抗日分子弾圧の牙城として恐れられたL字型七階建てのビルは現存している。のち夫婦は別々な場所に移され、幾度ともなく尋問が続いたが一貫して私的なラジオ局であることを主張し　翌年に彼らは釈放された。だが身の危険を察知し浙江に移り地下工作を続けた。日中戦争終結後　李白は上海に戻り地下基地から情報を発信する任務を再び遂行、1946年国共内戦　1948年年末に国民党特殊部隊に逮捕された。激しい拷問を受けたが一切口を割ることはなかった。1949年５月に秘密裏に殺害される。内戦の上海　解放が間近に迫るなか・・39歳の若き革命戦士は勝利を見ずして散って逝った・・残された妻は　上海通信部の副書記などを努め一人で息子を育てました。2009年に李白は新中国設立に貢献した模範人物として100人の英雄に選ばれました。虹口で起きた数々の出来事、時は流れ穏やかな時間が流れる聴こえないはずの電波は　いまは電話一本　すぐに直しに来てくれる。街を歩くと当時の歴史　建物が見える　道路には宅配バイクが走り安全のため電子警察が監視している命がけで文学を守り続けた作家たちが住んでいた小路に　あのときのように大切に本が並べられていた虹口でうまれた民族の魂は　文学を通じて今も語り継がれている・・・。

【年年有余 】今年はコロナで大変な一年でした。来年は心に余裕がもてる年になりますように。

・・・皆さん新年快楽！・・・

西安のすごいとこ教えちゃいます！

歴史裏探訪　西安は有名な観光名所がたくさんあります。宝の眠る永遠の古都、今回はガイドブックに出ていないあなたの知らない西安を紹介します。西安第28号中学校校庭の万寿寺塔　明朝代　400年以上の歴史をもつ、西安っ子は普通の生活の中で歴史や遺跡にふれあいながら成長してゆく西安 卧龍禅林　西安屈指の名刹古寺　寺に残っていた石碑によると創建は　霊帝（れいてい）後漢代(168—189年) 　もっとも早期の仏教寺院　西安市碑林区柏樹林街近年造られたであろう壁画に仏教伝来の様子が描かれている。仙人の如く修行をつまれた高層の和尚様　教えは幾千年の時を経て伝わり続けている。寺内は静かで厳か、西安には有名な寺がたくさんありますが、是非寄って頂きたい寺の一つである。西安回民街　西安に来たら必ず訪れる一大観光地　その裏小路には外形や歴史がそれぞれ異なった約十棟のイスラム寺があります。一瞬仏教寺と見間違いそうになりますが、これほど地域と調和し共存している美しいイスラム寺院は他にはありません。清真西寺　百年の歴史を刻む回民街の中では比較的新しい寺 礼拝堂には入れませんが、殆どのイスラム寺は敷地内に入れてもらえ見学させてくれます。シルクロードの旅人になった気分で　 十箇所の清真寺探してみてくださいね！

漢長安城遺跡　前漢(紀元前206～８年)の都城址　総面積は約106万平方メートル　1990年代に発見され、広大な敷地の発掘作業は、いまも順次進められている。 2020年5月 漢長安城の中央部分に位置する宮殿建築遺構「北宮1号遺跡」から大量の建材と生活用品が出土した。悠久の歴史の全貌が蘇る日はそう遠くはない・・西安市長安区内南五台風景区　市内から車で30分で肥沃の大地に　渓谷がつづく秦嶺山脈に連なる終南山のエリア　風光明媚な南五台は歴代の皇帝の避暑地だった　
途中に無名の塔が見えた　落雷によるものなのか天辺が崩れている。造形から唐代に建てられた大雁塔に非常によく似ている。はっきりしたことはわからない。長安を見下ろす南五台は古くは太乙山と呼ばれ中国の有名な仏教聖地の一つ　その歴史は長く遣唐使・空海も此処に来て修行した時期があったといわれています。登山道で数々の寺院に遭遇　寺は大小40余りあるそうです。特徴的な寺も多く、五馬石寺の前衛に勢いあまる五頭の馬が 山と寺の守り神にみえました。五馬石寺　創建は隋唐代　お坊様が寺の説明をしてくださいました。暑い日だったので帰りに果物やペットボトルを持たせてくれました。とってもありがたかったです。三聖寺　古きから　修行寺としてその存在が確認されています。僧侶たちが修行を積みながら生活しています。 地場に根付いた独特な形で祭られている神秘的な神さまが鎮座していました。

南五台は西安から車をチャターして半日で主要な寺を廻れます。季節にもよりますが軽装で山歩きが楽しめます。神聖な聖地で神々に会いに訪れてみませんか。やっぱり西安はすごいなぁ～まだまだ教えたいことがいっぱいですが、今回はこれまで！・・それでは最後に西安の優しい笑顔を送ります！

道を尋ねた時、とっても親切にしてくれたご夫婦　ありがとう故郷の新疆の様子を話してくれたカジュガルのおにいさん　ありがとうめちゃくちゃ仲良くなった麺屋さんの親子　ありがとう

西安に住んでいた時　たくさんおまけしてくれた八百屋さん　ありがとうみんなが笑ってくれるから、私は西安が大好きです。

※約一か月不在なりブログをお休みします。陝西省・西安、寧夏回族自治区、西北地方の名所の続きは次回に。それではみなさん、お元気で。下次見！
西安観光は外国人(中国駐在員)は健康コードとパスポートを提示するだけで入場可能

西安のことは頼れるゲイさん夫婦に相談してね！私も早く行きたい！