秘境・上海情報 

上海の歴史、租界 戦跡巡り 只今日本に滞在中

苦力と人力車

地下鉄4号 楊樹浦駅のモチーフは人力車 この街と深い関係があります。

租界時代は繊維産業の街 おじいさんの摩托車的士 通称・摩的で走る

進出した紡績工場の日本人たちが まちをやんじっぽと呼んで親しんでいた

最近まで租界の面影が残っていたが 大規模な再開発が始まっています。

英国資本の怡和紗廠 第五工場址が見えました。

新康里1938年築 旧怡和工員宿舎 ついこの前まで沢山の人が住んでいた

残る英資在華紡の宿舎も工事現場に囲まれた、解体も真近か。その対面に

上海魚人碼頭 楊樹浦1088号 楊樹浦埠頭、船着場をリノベーションし

10月1日開業 以前使われていた船留めなどを利用した大型商業施設

その一角に ・・・苦力(クーリー)がいました。

そこは中国でありながら中国でない 外国人に酷使されていた彼らがいた
船が着くと真っ黒に日焼けしボロを纏った男たちが 鞭で打たれながら
荷物を人力車まで運ぶ・・歴史を忘れてはいけない モチーフの謂れである

大上海 いまは紛れもなく かれらのものです・・

風を感じ 時をゆく 変わりまちを眺めながら ゆっくりと走る 
〜私は摩的が大好きです。おじいさん 安全運転ありがとう! 

ワンポッと呼ばれた人力車 確実に丁寧に運ぶ それが原点ですね
※写真はドキュメント昭和 上海共同租界より

摩的三輪 最近はめっきり台数が減りましたが 女性ドライバーが増えたような気がします。

冬は防寒対策ばっちりで頑張っていました。

みんな笑顔で優しいんですよ。

おじさん写真撮らせてくれてありがとう ・・あ、逆摂りされていました

感謝司机 まちの歴史を物語る摩的よ永遠に!