秘境・上海情報 

上海の歴史、租界 戦跡巡り 只今日本に滞在中

西北は変わりゆく

再びゲイさんの故郷 乾県へ ゲイさんのお姉さん

仲良し姉弟 思いやる愛は 永遠です。

お兄さんです 以前より・・なんだか若くなったような気がします
 
お家も改築して 可愛いお孫さんに恵まれ 幸せいっぱいだからだ!

仕事も順調 山羊の数も増え 収入も倍増しました。

以前紹介したゲイさんが生まれたヤオトン 埋められ、もうありません
近くに高鉄(新幹線)が通る事になり、大地の整備が進んでいます

村に残るヤオトンは 住むことが禁止され物置や貯蔵庫として使用

せっかく水道が通ったのにもったいないですが・・

崩れる心配があるため 順次埋められ 平地に戻されるそうです。

線路の橋桁が並び 村の風景も変わりつつ

・・黄土高原にヤオトンがなくなる日 そう遠くはないかも知れません


内陸の農村 収穫しているのは薬膳などに欠かせない黄花菜 金針菜

自然乾燥 おじさんもついでに日光浴〜大豊作に上機嫌です

改革が推し進められています。

明るい笑顔に 明るい現状が垣間見れました。

苦労し農業を営んできた いまは立派な家を建て隠居生活を送る

農業生産性を高めることで 貧困から脱却を促しています。

農作物は緑色 無農薬が主流だそう

天を指差し見上げると 青空が広がる

以前は華県石炭火力発電所の煙で空は白色でした。
いまはクリーンエネルギーに代わり

悠久の歴史建造物が輝いて見えました。

西北の新しい時代が 確実に始まっていました。

仕事でシンガポールにいます。 

トマトが美味しいんだ!

お昼に食べたもの もちろんカレーです!

Little India

南の風に吹かれ

※多忙に付き ブログを一時休止致します。また会う日まで!

ドローンとゲイさん

・・・対岸に山西省の煙が見えた

ここは陝西省 黄河の辺に 

サイクリングロードができました。

悠久の歴史

だれも知らない秘境を探して

今回の旅は 新兵器が参入 

ドローンを操るゲイさん 天から見る歴史建造物はどんなでしょう

西北の農村 ふれあいの旅

乾いた大地に 逞しい男がいた

焼け付く日差しの中 西瓜の収穫 


西北の大地からの親友 ゲイさん一家 

 何源くんのお父さんお母さん 久しぶりに会えて嬉しかった 

愛する地 我愛西安

黄河決壊事件 花園口現場へ

河南省鄭州から北へ17公里 開封から高速で一時間半 

鄭州市花園口鎮の花園口村へ 人口1868人 黄河に面した小さな村で
日中戦争のとき もっとも悲惨な出来事が起こった

黄河決壊事件 (中国側では花園口決堤事件と呼ぶ)
1938年6月 蒋介石率いる国民党軍が日本軍の進撃を食い止める目的で 
中国の古代戦争史から用いられた以水代兵(水攻めで兵を溺れさす)を
遂行し黄河堤防を爆破し決壊させた だが濁流に飲み込まれたのは
農地や農民で 結果は日本軍には最小被害しか与えられなかった

決壊場所 地図上、黄河が濁流となり広範囲に平原に流れ込んだのが
想像できます。100万人以上が犠牲となり田畑を流された難民の餓死者が
それ以上を上回りました。(統計数は諸説あり)百度地図より引用

濁流氾濫は河南 安徽省 江蘇省にまで広がり甚大な被害となる。
開封に駐留していた日本軍は防波堤補修 人命援助を行いました。

爆破現場には 大きな穴が数箇所残り水溜りとなっています。
黄河の流れは大きく変わりました。 遥か遠くに見えます。

鄭州黄河大橋 枯渇した黄河で橋が大きく見えます。・・だれですか?

彼は風水地理師だそうで大地の気を静め 平和を念じているそうです。
この場所で日本人に会うなんて 相遇是縁と言われ喜ばれていました。

奥様が開封の人で 先祖代々黄河に翻弄されてきた、その妻のために
この場所に来たそうです。災害、人災 戦災、暴れ龍といわれた黄河
鎮めるのは 彼のような妻想いな愛深き人なのかもしれませんね。

黄河が流失した跡 地面から何もかも根こそぎ奪い流されたそうです。

後には黄河堤防破壊の後遺症として 大干ばつが襲いました。

1942年から続いた所謂河南大飢饉で 空前の被害 犠牲者がでました

二爺廟 村々に苦労した先祖を祭る廟があります。そして後ろに見えるは

草木も生えないといわれた 花園口鎮のまちです。
          見事な再生を成し遂げていました。